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友達 [2020/07/29 23:35] moepapa |
友達 [2024/11/01 14:44] (現在) moepapa |
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====== 友達 ====== | ====== 友達 ====== | ||
- | 友達関連の悲しいお話です。 | + | 友達に関する悲しくなるようなお話の数々です。 |
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- | [[彼女がいる見栄]] | + | ある休日俺は友人2人とドライブに行った |
+ | 友人Aが車を運転しながら | ||
+ | 「こうして3人で集まるのは久しぶりだな」 | ||
+ | 助手席で俺は携帯をいじりながら | ||
+ | 「そうだな、今日は楽しもうぜ」 | ||
+ | 後部座席で友人Cが携帯を片手に | ||
+ | 「キャハハハ、心配するなって他の女と一緒じゃないよ | ||
+ | 男しかいないって!和美は心配性だな~・・・・・」 | ||
+ | Cは最近和美という彼女ができたらしく、俺達に彼女の自慢話ばかりしてくる、 | ||
+ | おまけにさっきから俺達との会話そっちのけで彼女とずっと電話している | ||
+ | 俺と友人Aはうんざりしていた | ||
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+ | 「そういえば俺メルアド変えたんだ、最近迷惑メールが多くて | ||
+ | いまからみんなに新アドレス貼ったメール送るね」 | ||
+ | 「おう!送ってくれ」 | ||
+ | |||
+ | 「ところで今度のデートはどこ行きたい?和美の好きなとこでいいぜ・・」 | ||
+ | 俺は彼女との電話で浮かれているCを無視して友人全員にメールを一括送信した | ||
+ | 「ピロピロ~♪ピロピロリンリン~♪」 | ||
+ | 「チャラチャラ~♪チャララララ~♪」 | ||
+ | 車内に2つの着信音が響き渡る、よかった無事に届いたみたいだ | ||
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+ | 通話中だとメールにしろ着信音は鳴りませんもんねえ。 | ||
+ | てことは、この友人の、彼女との電話、はただの見栄、とw | ||
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+ | ありゃ中2の時か、俺の生息地はとんでもないド田舎でな | ||
+ | 小学校でイジメられてた俺は、そのままスライド式で | ||
+ | ほとんど面子が変わらない中学校に入学、そしてそのまま | ||
+ | いじめ強化だった。 ノートに死ねとか学校来るなとか | ||
+ | 書かれた、余りにひどくて一度登校拒否になりかけた | ||
+ | でも親父に顔面ボコボコにされて泣きながら学校にいったよ | ||
+ | ある時期、王様ゲームが女子の間で流行して、休憩時間は | ||
+ | 盛り上がってたらしいんだ、まぁ俺はずっと外を眺めてたが | ||
+ | ある時俺を突然女子が呼んだんだ、嫌な予感がしてたが | ||
+ | まぁ一応行った、そしたら女子Aが | ||
+ | 「女子Bがお前に話したいことあるってさー」 | ||
+ | まぁ女子Bはそこそこの顔だったと思う | ||
+ | でBが廊下のすみっこに俺を呼んで | ||
+ | で・・・何事かと思ったらいきなり | ||
+ | 泣 き 出 し た | ||
+ | そしてワラワラ出てくる女子集団 | ||
+ | 厨房に分かる嘲笑の嵐 | ||
+ | |||
+ | まぁ要するに王様ゲームの罰ゲームで | ||
+ | キモメン筆頭の俺に告白するという | ||
+ | 極悪ミッションを課せられたらしい女子B | ||
+ | その後は女子集団による謀略により | ||
+ | 主犯格俺、以下被害者という構図ができあがり | ||
+ | クラス会でクラス全員の前でごめんなさいを | ||
+ | しました。 | ||
+ | 私は、加害者だったのですか? | ||
+ | 被害者だとは誰も思わなかったようです | ||
+ | |||
+ | 長文、乱文ごめん | ||
+ | 誰かに伝えたかった | ||
+ | |||
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+ | |||
+ | バイト先に彼氏いない歴25年らしい大人しい子がいた。 | ||
+ | 局の子にお昼おごらされたり、 | ||
+ | 派遣社員の子から高額なマルチ商法の商品買わされたりしてた。 | ||
+ | 皆が「アイツはお人好しだから何言っても絶対断らない」と | ||
+ | 学生のイジメのようにバカにして嫌な事押し付けたりしていた。 | ||
+ | もともとその子を優しくて良い女だと好感を抱いていた上に | ||
+ | この子なら断らないかもと思った俺は彼女を休日に食事に誘ってみた。 | ||
+ | 生まれて初めて女性からOKをもらい、嬉しくて店を色々調べて下準備し、 | ||
+ | 当日は思いきりお洒落してピカピカに洗った車で迎えに行き、 | ||
+ | 頑張って話を盛り上げてご飯を御馳走し、家まで送り届けた。 | ||
+ | とても楽しくて何度も誘った。彼女も楽しんでくれていると思った。 | ||
+ | 段々好きになって今度告白しようと決心して食事に誘った時、 | ||
+ | 「本当はずっと嫌だった。もう誘わないで欲しい」と言われた。 | ||
+ | 彼女の顔は気の毒になる位必死だった。きっと決死の思いで言ったのだろう。 | ||
+ | 「ほら~!麻衣、ちゃんと断れるじゃないですか! | ||
+ | 今度から嫌な事 頼まれたら、今みたいにビシッと言えよ! | ||
+ | 俺、ずっと麻衣が何言っても断れないの、心配したよ!」 | ||
+ | と、俺は泣き出しそうなのをこらえて出来るだけ明るく元気に取り繕った。 | ||
+ | 彼女はとてもホッとしたような顔をして何度も俺にお礼を言った。 | ||
+ | 俺から好かれている訳じゃない事がわかって、そんなに嬉しかったのかな。 | ||
+ | 昨日の話です。もう色恋は諦めますた。一生童貞でかまいません。 | ||
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+ | Saga2は思い出のソフトなんだ……今でもよく思いだしては切なくなってます。 | ||
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+ | 俺さ、産まれた時から酷い小児喘息だったのよ。 | ||
+ | 夜中にかーちゃん起こして病院連れてってもらうなんてしょっちゅうだったし、 | ||
+ | 小学校あがって更に病状が悪くなって。もちろん体育なんかでれないし、 | ||
+ | みんなと外で遊ぶ事すらできなかった。 | ||
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+ | んで、小五になってからほぼ毎日病院行って吸入するくらいまで悪化しちゃって、 | ||
+ | そのまま3週間入院する事になって。。。 | ||
+ | |||
+ | んでね、そん時4人部屋の病室だったんだけど | ||
+ | 二人はおばあちゃんとおじさん、んでもう一人は俺と同い年くらいの女の子だった。 | ||
+ | 俺、昔からすげぇ人見知りが激しい上に物凄い照れ屋で、 | ||
+ | なかなかその同室の人達と仲良くなれないで | ||
+ | 一人で勉強してるかゲームボーイやってるかだったのよ。 | ||
+ | そん時家から持ってきたソフトが「Saga2」で、もう一回クリアしたやつだったんだけど | ||
+ | ヒマだしもっかいやるかな、って毎日やってたワケさ。 | ||
+ | |||
+ | んで入院して一週間立った頃、俺がゲームボーイやってる時は | ||
+ | なんかその同室の女の子がじーっとこっち見てる事に気づいたんよ。 | ||
+ | 俺が彼女の方みると慌てて目逸らすんだけどね。 | ||
+ | もしかしてやってみたいのかな?と思って、「良かったらコレ借そうか?」って聞いたのよ。 | ||
+ | そしたら目ぇ輝かせて「いいの?」っていうもんだから、 | ||
+ | 「もう飽きたからな」とか照れ隠しして借してあげたさ。 | ||
+ | |||
+ | でも案の定操作が分からないらしく、画面とずっとにらめっこしてるもんだから | ||
+ | 俺が操作教えながら一緒にゲーム進めることにしたんよ。 | ||
+ | パーティーは人間・男の主人公「リョータ(俺の名前)」で、 | ||
+ | 仲間は人間・女「さやか(彼女の名前)」 | ||
+ | あとはエスパーガールとロボットにそれぞれ同室のばあちゃんとおじさんの名前つけたっけ。 | ||
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+ | それからどんどんそのコと仲良くなって、二人でゲームボーイやるだけじゃなく、 | ||
+ | 色んな話もするようになった。 | ||
+ | 学校の事、家族の事、好きな音楽の事、近くに迫った夏休みの事… | ||
+ | |||
+ | それからの時間はあっという間だった。すぐに俺が退院する時がやってきた。 | ||
+ | 看護婦や同室のおじさん、ばあちゃん達が口々に「おめでとう」って言ってくれてる中 | ||
+ | 彼女だけ泣いてた。それ見て俺も泣きそうになったさ。でもグッと堪えて | ||
+ | 「オマエ退院するまでコレ借してやるよ。退院したら連絡くれよな」って | ||
+ | そのままゲームボーイとSaga2置いていったのよ。 | ||
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+ | それから何回もお見舞しに行こうと思った。 | ||
+ | …でもいざ行こうかと思うとなんか照れくさくて行けなかった。 | ||
+ | 連絡がないまま1年半が過ぎて、俺も小学校を卒業する頃になった。 | ||
+ | せめて卒業前にもう1度会っておきたいな、と思って意を決してお見舞に行く事にしたんよ | ||
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+ | 病室に行ったけど彼女はいなかった。病室入口の名前欄にもない。 | ||
+ | もうとっくに退院してたのかな…?と思ってとりあえずナースセンターで聞いてみた。 | ||
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+ | 「遠い所にいった」とかうまくはぐらかされたけど、俺も小6だったし、そこまでバカじゃない。 | ||
+ | その場の空気や後ろの看護婦が泣き出したのを見ても明らかだった。 | ||
+ | 俺がショック状態で呆然としてる中、その看護婦が | ||
+ | 「ああ、そういえばさやかちゃんから、リョータ君が来たら渡しといて、 | ||
+ | って言われた物があるのよ」 と言って俺にそれを渡してくれた。 | ||
+ | 借してあげたゲームボーイとSaga2だった。 | ||
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+ | 俺はそれを受けとって家に帰った。 | ||
+ | 帰るなりメシも食わないで、暗い自分の部屋でゲームボーイのスイッチを入れた。 | ||
+ | 懐かしいあのOPの音楽。それと一緒にでてくるロード画面。 | ||
+ | 一つは彼女と俺が一緒にプレイしたデータ。あの時からほとんど変わってない。 | ||
+ | 懐かしさと悲しさで胸がいっぱいになった | ||
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+ | もう一つのデータはやたらレベルの低いデータだった。 | ||
+ | 最初から始めてすぐ飽きたんかな?と思ってそのデータをロードしてみた。 | ||
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+ | パーティー四人の名前がこうなっていた。 | ||
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+ | 「リョータ」 | ||
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+ | 「いろいろ」 | ||
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+ | 「ありがと」 | ||
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+ | 「バイバイ」 | ||
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+ | …今でもSaga2のOPの曲を聞くと涙が出るよ。 | ||
+ | お見舞行ってあげられなくてゴメンな…。 |